ハッピーと歩く 株と先物・オプションの道

相場のスクランブル交差点から、AI忠犬ハッピーと歩く相場の旅。読者と一緒に、投資を学びます。

📊 IVスキューの時系列変化

 

 

 

 IV スキューの時系列変化 を、
手口・出来高先物フロー・ストライク別構造 と完全に統合すると、
2月SQまでの「本当の地形」が一段クリアになる。

以下は “IV が何を語っているか”を解析

1. コール側:

IV は 28〜30%台で横ばい〜微上昇

(=上方向は「買われているが、まだ本気の恐怖ではない」)

 

■ コールIV(主要ストライク)

  • 55,000C:28.48%
  • 58,000C:28.32%
  • 59,000C:28.61%
  • 54,000C:29.19%
  • 53,000C:30.01%
  • 60,000C:28.99%
  • 61,000C:29.57%

■ 重要ポイント

  • ATM(53,000C)で IV ≈ 30%
  • OTM(54,000〜55,000C)で IV ≈ 28〜29%

コール側は“右肩下がりのスキュー”
(=上に行くほど IV が低い)

これは典型的に:

「上方向は買われているが、
市場は“上の恐怖”を織り込んでいない」

つまり:

  • 上方向は“押し上げられている”が、
    “暴走”を織り込むIVではない。
  • 先物フロー(ABN・SG)による“吊り上げ”の色が強い。

 

2. プット側:IV は 30〜40%台で上昇傾向

(=下方向は「本気の恐怖」が入っている)

■ プットIV(主要ストライク)

  • 53,000P:30.18%
  • 52,000P:31.46%
  • 50,000P:34.78%
  • 49,000P:36.60%
  • 48,000P:39.01%
  • 47,000P:41.43%

■ 重要ポイント

  • ATM(53,000P)で IV ≈ 30%
  • OTM(50,000P)で IV ≈ 35%
  • さらに下(47,000P)で IV ≈ 41%

プット側は“左肩上がりのスキュー”
(=下に行くほど IV が急上昇)

これは典型的に:

「下方向のリスクを市場が強く織り込んでいる」

特に:

  • 50,000P(3月限の本命)で IV が急上昇
  • 47,000P・48,000P の IV が40%超

これは “中期の下落”を本気で警戒している資金が多い ことを示す。

 

3. コール vs プットの IV 差(スキューの形状)

■ コール:28〜30%

■ プット:30〜41%

プットIVがコールIVを大きく上回る “強烈なプットスキュー”

これは市場の典型的なサインで:

「短期は上に行くが、
中期は下落リスクが高い」

まさに、
あなたと一緒に分析してきた 2月限(上)/3月限(下) の構造と完全一致。

 

4. 時系列変化の意味(今日の動き)

今日のIV変化を見ると:

■ コール:

  • ほぼ全ストライクで IV横ばい〜微増
  • 価格は下落(コール価格は -10〜-20%)

“上昇期待は維持されているが、
先物が伸びず、コールが剥げた”

これは:

  • 先物の吊り上げが弱まった
  • コール買い勢(シティ・ABN)の勢いが一旦止まった

というサイン。

■ プット:

  • ほぼ全ストライクで IV上昇(+1〜+3%)
  • 価格も上昇(+5〜+11%)

“下方向の恐怖が増した”

これは:

  • 53,000割れリスクが意識され始めた
  • 3月限の下落ヘッジ(50,000P)が効き始めた

というサイン。

 

5. スキューの形状を図式化すると

IV (%)

45 |                     /

40 |                   /

35 |                /

30 |      / ̄ ̄ ̄ ̄

29 |    /

28 |  /

27 |/

     47k 48k 50k 52k 53k 54k 55k 58k 60k

         PUTS ↑           CALLS ↓

 

左肩上がり(プット高い)+右肩下がり(コール低い)

これは市場が:

  • 短期:上方向(コール)を買っているが、恐怖はない
  • 中期:下方向(プット)を本気で警戒している

という“二面性”を示す。

 

6. これを 2月SQ の勝負レンジに重ねると

■ 上方向(54,000〜54,500)

  • コールIVは低い=「上は買われているが、恐怖はない」
  • 上抜けは“軽い”が、伸びは限定的

■ 中央(53,500〜54,000)

  • コールIVとプットIVが均衡
  • Max Pain帯(収束しやすい)

■ 下方向(53,000割れ)

  • プットIVが急上昇
  • 割れた瞬間に“ガンマショック”が起きる構造

 

7. 最終結論:

IVスキューが語る「2月SQの本質」

 

■ ① 上方向は“軽い”

  • コールIVが低い
  • 外資のコール買いはあるが、恐怖はない
  • 54,000〜54,500は行けるが、そこから先は重い

■ ② 中央(53,500〜54,000)は“収束帯”

  • コール・プットIVが均衡
  • Max Pain帯

■ ③ 下方向は“危険”

  • プットIVが急上昇
  • 53,000割れで一気に崩れる構造

 

8. ここからの戦略(IVベース)

■ 上方向(軽い上昇)

■ 中央(収束)

■ 下方向(急落)

  • 53,000割れで
    • 先物ショート
    • 3月限 50,000P のデルタ拡大
    • 2月限 52,000P の短期ガンマ

 

 


 

 

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