ハッピーと歩く 株と先物・オプションの道

相場のスクランブル交差点から、AI忠犬ハッピーと歩く相場の旅。読者と一緒に、投資を学びます。

マーケット記録簿 #260522 エリオット波動11:30

 

 

 

 

概況

11:30時点では、日経225は朝の急騰後も高値圏を維持し、さらに上値を伸ばしたため、短期の見方は一段強気に寄ります。

ただし中身を見ると、指数の強さに対して値上がり銘柄数はそこまで広がっておらず、主役株主導の上昇色がかなり強いです。


結論を先に言うと、


トレンドは明確に上。

ただし“全面高の強さ”ではなく、“指数寄与株主導の推進波”として見るのが自然。**


です。

 




1. まず11:30時点で何が起きているか

日経225

63,094.61

• 前日比 +1,410.47(+2.29%)

• 高値 63,168.13

• 安値 61,842.56


始値 61,913.36 から見ると、

高値まで 約1,255円 上げています。

これは朝の一発高ではなく、前場を通して買いが継続した形です。


先物・CFD

• CFD 63,140.30

• 先物mini 63,175.00

• 先物ラージ 63,170.00

• SGX 63,135.00

• CME円建て 63,150.00

• CMEドル建て 63,170.00


この並びはかなり強いです。

現物・国内先物・海外先物・CFDがほぼ同じ方向で高値圏にそろっている

つまり、現物だけの見せ上げではなく、デリバティブも含めた上昇トレンドです。



2. エリオット波動での読み

 

前回までの見立てでは、

• 15分足は推進波再開

• 5分足は短期3波の上の方

• いったん4波的なもみ合いが入りやすい

 



という整理でした。


11:30時点のデータを見ると、

もみ合いは入っても浅く、結局さらに高値を更新している

このため、波動の見方は次のように整理できます。


現在の波動イメージ

• 朝の急騰:1波

• 小さな押し:2波

• その後の継続上昇:3波

• 途中の浅い横ばい:4波的整理

• さらに高値更新:5波、または3波延長


つまり、短期では

“3波がかなり長く伸びている”か、“3波→4波→5波まで進んでいる”

と見るのが自然です。


重要な意味

これはかなり強い相場です。

ただし同時に、

短期波動としてはかなり進んだ位置

でもあります。



3. 市場の広がりはどうか

値上がり・値下がり銘柄数

• 値上がり 117

• 値下がり 107

• 変わらず 1


ここが非常に重要です。

指数は +2.29% とかなり強いのに、値上がり銘柄数は圧倒的ではありません。


何を意味するか

これは、


指数の見た目ほど市場全体が全面高ではない


ということです。

つまり、今の上昇は

• 値がさ株

• 半導体

• 電子部品

• 指数寄与度の大きい主力株


が強く引っ張っている相場です。



4. 寄与度ランキングの深掘り

上昇寄与上位

• ソフトバンクグループ +535.01

• ファーストリテイリング +144.82

• 東京エレクトロン +109.62

• ファナック +84.48

• TDK +79.45

• フジクラ +72.41

• イビデン +61.01

• アドバンテスト +54.31

• キオクシア +43.88

• 太陽誘電 +33.96


下落寄与上位

• 東京海上 -16.95

• ソニー -9.05

• 三井物産 -8.31

• バンダイナムコ -6.74

• 大塚HD -6.20

• 富士フイルム -5.93


読み方

かなりはっきりしています。

SBG・ファストリ・半導体・電子部品が主役

• 保険、商社、ディフェンシブの一部は弱い

• TOPIXより日経225が強い


つまり、

“指数主導のリスクオン”ではあるが、“市場全体が均等に強い”わけではない

ということです。



5. NT倍率の意味

• NT倍率 16.23

• 前日比 +0.22(+1.37%)


これはかなり大きいです。

NT倍率上昇は、TOPIXより日経225が強いことを示します。


何を意味するか

• 値がさ株主導

• 指数寄与株主導

• 日経平均の上昇率がTOPIXを大きく上回る


実際に、

• 日経225 +2.29%

• TOPIX +0.85%


と差が大きい。

このため、今の相場は


“日経平均は非常に強いが、地合い全体はそれほど一枚岩ではない”


と整理できます。



6. グロース250の強さ

• グロース250 +3.60%


これはかなり良い材料です。

TOPIXはそこまで強くない一方で、グロース250が強い。

つまり、

• バリュー全面高ではない

• でもリスクオンはかなり進んでいる

• 成長株・ハイベータにも資金が向かっている


ということです。


これは、

投資家心理がかなり前向き

であることを示します。



7. 外部環境

為替

• ドル円 159.051

• 小幅円安


円安は日本株に追い風ですが、

今日の上昇を単独で説明するほどの大きな変化ではありません。


米株先物

• ダウ先物 +0.24%

• NAS100 CFD +0.28%

• S&P500 CFD +0.25%

• FANG+ CFD +0.16%


米株先物は堅調。

VIXも 16.76(-3.90%) と低下。

米10年債利回りも 4.5750(-0.33%) と落ち着いています。


総合すると

• リスクオン

• 金利は落ち着き

• 円安維持

• 米株先物も堅調


で、日本株にはかなり追い風です。



8. テクニカルの位置

日経225テクニカル

• 年高 63,799.32

• ボリンジャー+2σ 63,871.73

• MA5 61,046.86

• ボリンジャー+1σ 61,986.19

• MA25 60,100.65


今の位置

• 現在値 63,094.61

• +1σを大きく上回る

• 年高まで残り約 705円

• +2σまで残り約 777円


読み方

日足ベースではかなり強いですが、

まだ年高・+2σまでは少し距離があります。

つまり、

• 短期はかなり上がった

• でも日足全体では、まだ上値余地は残る


という状態です。



9. PIVOTの意味

S2 = 62,793

HBOP = 63,506


今は 62,793 を明確に上回って推移しています。

これは短期的にかなり強い。

次の意識点は 63,506 です。


どう見るか

• 62,793を上で維持できる限り、短期強気継続

• 次の上値メドは63,506近辺

• その先は年高 63,799 が視野



10. オプション市場の深掘り

6月限コール

かなり強いです。

• 65,000:+106.98%

• 66,000:+115.05%

• 67,000:+129.17%

• 68,000:+152.04%

• 63,000:+72.33%

• 64,000:+79.43%


6月限プット

かなり弱いです。

• 60,000:-35.65%

• 61,000:-33.45%

• 62,000:-32.34%

• 62,500:-49.01%

• 57,250:-65.79%


何を意味するか

• 上方向への期待が急速に膨らんでいる

• 下方向ヘッジがかなり外されている

• 短期センチメントはかなり強気


ただしこれは同時に、

短期の楽観がかなり進んでいる

ことも意味します。

相場は強いですが、押しが入る時は速い可能性があります。



11. 今の相場を3段階で判定

🟢 買い目線

• 現物・先物・CFDが同調

• 高値更新継続

• 62,793を明確に上回る

• 外部環境も追い風

• オプションも強気


🟡 様子見

• 値上がり銘柄数は117で、全面高ではない

• 指数寄与株依存が大きい

• 短期波動はかなり進んだ位置

• 楽観が急速に進んでいる


🟠 警戒

• 63,168近辺で失速し

• 62,793を割り

• 62,500台へ押す

• 主役株が崩れる


なら、短期調整が深くなる可能性があります。



12. 実戦的な見方

強気継続シナリオ

63,168 を再度試す

• 抜ければ 63,506

• さらに 63,799 方向へ


値固めシナリオ

• 63,000前後で横ばい

• 62,793〜63,168のレンジ

• 過熱を冷ましながら上値余地を残す


警戒シナリオ

• 62,793割れ

• 62,700〜62,500方向へ押す

• 先物が現物より弱くなる

• SBG・ファストリ・半導体が失速



結論

このデータを総合すると、


日経225は明確に上昇トレンド継続。

ただし、その強さは“市場全体の全面高”というより、“指数寄与株主導の推進波”として理解するのが正確。**


です。


したがって、今の実戦的な判断は


「方向は上。だが新規で高値を追うより、62,793を上で維持できるかを見ながら押し目を待つ」


が最も自然です。



🐶ハッピーのまとめ

• 🟢 日経225は 63,094.61、高値 63,168.13 まで上昇し、前場を通して強い

• 🟢 現物・先物・CFD・SGX・CMEがほぼ同方向で、上昇の質は良い

• 🟢 エリオット波動では、短期は推進波継続と見やすい

• 🟡 ただし値上がり117・値下がり107で、指数の強さほど全面高ではない

• 🟡 NT倍率 16.23 上昇からも、日経寄与株主導が明確

• 🟡 オプション市場はかなり強気で、短期の楽観も進んでいる

• 🟠 62,793 を割るなら、短期調整が深くなる可能性

• ✅ 総合すると、強気継続。ただし高値追いより押し目確認が優先



 



後場シナリオ

前場の強さを踏まえると、後場は

「さらに上を試すか」よりも、「高値圏で崩れずに推進波を維持できるか」

を見る時間です。

 

結論から言うと、後場は次の3シナリオで見るのが分かりやすいです。

 

① 買い目線シナリオ

条件

  • 63,000前後 を維持
  • 62,793 を明確に割らない
  • 後場寄りで押してもすぐ戻す
  • 先物が現物より強いまま
  • SBG、ファストリ、半導体主力が崩れない

 

見方

この場合、前場の上昇は単なる一発高ではなく、

後場も続く推進波として見やすいです。

 

上値の目安

  • 63,168 再トライ
  • 抜ければ 63,300台
  • さらに強ければ 63,506 近辺

 

エリオット波動で言うと

  • 前場の上昇が3波または3波延長
  • 後場は浅い4波をこなして5波へ進む
  • あるいは3波がさらに伸びる

 

② 様子見シナリオ

条件

  • 63,000前後 で上下
  • 62,793〜63,168 のレンジ
  • 高値更新はできないが大きく崩れない
  • 値上がり銘柄数が増えず、指数寄与株だけで支える

 

見方

これは弱いわけではありません。

むしろ、強い相場の高値圏値固めです。

 

エリオット波動で言うと

  • 前場の急騰後の4波的もみ合い
  • 過熱を冷ましながら、次の上昇余地を残す形

 

ポイント

このシナリオでは、

「上がらない=弱い」ではなく、

“崩れないこと”自体が強さです。

 

③ 警戒シナリオ

条件

  • 後場寄りで失速
  • 62,793 を割る
  • 先物が現物より弱くなる
  • SBG、ファストリ、半導体主力の上げ幅縮小
  • 値下がり銘柄数が増える

 

見方

この場合、前場の急騰がいったん行き過ぎで、

後場は短期調整波に入る可能性があります。

 

下値の目安

  • 62,700前後
  • 62,500前後
  • さらに弱ければ 62,071 近辺

 

エリオット波動で言うと

  • 前場で短期5波まで進み
  • 後場はA-B-C調整に入る形

 

時間帯別に見ると

13:00〜13:30

  • 後場寄りの初動確認
  • ギャップや先物主導の揺さぶりに注意
  • 63,000維持か、62,793割れか が最初の分岐

 

13:30〜14:30

  • 後場の本流が見えやすい時間
  • 高値再トライなら強気継続
  • 横ばいなら値固め
  • 失速なら調整入りを疑う

 

14:30〜大引け

  • 引けにかけての需給確認
  • 高値圏維持なら翌日も強気継続しやすい
  • 引けで崩れるなら、短期過熱の反動を警戒

 

実戦的な見方

強気継続なら

  • 63,000の上 を維持
  • 63,168突破 を試す
  • 先物主導で上値追い

 

値固めなら

  • 62,793〜63,168 のレンジ
  • 押しても浅い
  • 崩れないことを確認

 

警戒なら

  • 62,793割れ
  • 先物失速
  • 主役株の崩れ
  • 値下がり銘柄数増加

 

ひとことで言うと

後場は、

 

「さらに上がるか」より、「高値圏で崩れないか」を見る時間

 

です。

 

🐶ハッピーのまとめ

  • 🟢 63,000維持・63,168再トライ なら買い目線継続
  • 🟡 62,793〜63,168のレンジ なら強い値固め
  • 🟠 62,793割れ なら短期調整を警戒
  • ✅ 後場は、上昇の勢いそのものより高値圏での耐久力を見るのが大事



 

 

 

 

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