ガンマの壁がどこに形成されているか?
◆結論(先に要点だけ)
- ABN(クリアリング)は依然として“中心のガンマ供給者”
→ 5万7000〜5万7500のコール・プット両サイドで大量に建てており、
**「56,700〜57,500のレンジに市場を閉じ込めたい」**意図が濃厚。 - 大口(GS・BofA・Citi・大和・野村・JPモルガン)が動いたのは“外側”
→ コール:57,750・57,500
→ プット:56,000・57,000
→ これは “外側のボラを買いに行っている” か、
**“ABNのガンマを利用してレンジブレイクを狙う”**動き。 - 最大の板厚は 5万7500C と 5万6000P
→ ここが 3月SQの“支配的ストライク”
→ 現在値(56,800)から見て、
上は 57,500 が重い壁、下は 56,000 が強いサポート
という構造が明確。 - 夜間でGS・BofAが 57,750C を700枚ずつ
→ これは“方向性を持った買い”の可能性が高い。
→ 上方向のテールリスク(急騰)をヘッジ or 取りに来ている。
◆1. コール側の構造(上値の壁)
●最も重要:5万7500C(395+394+大口600)
- ABN:395
- SBI:394
- Citi:300
- 大和:300
→ 合計1,389枚(日中だけで)
これは明確に「上値の壁」。
57,500は“ガンマの壁”として市場を抑え込むストライク。
夜間の動き
- BNP:100
- BofA:100
→ 夜間でも外資がここを触っている=依然として重要ストライク。
●5万7750C(夜間でGS・BofAが700枚ずつ)
- GS:700
- BofA:700
→ これは “上方向のテールリスクを買いに来た” と読むのが自然。
ABNがレンジを作っている中で、
外資が外側のOTMを買いに来る=上方向のボラを取りに来ている。
●5万7000C(ABN中心)
- ABN:52(日中)+41(夜間)
- SBI:18+12
- Citi:25(夜間)
→ ここは レンジの下限側のコール
→ ABNがここも厚くしている=**“上も下もガンマ供給してレンジを固定”**。
◆2. プット側の構造(下値の支え)
●最大:5万6000P(JPモルガン600、野村200、BOA202)
- JPモルガン:600
- 野村:200
- BOA:202
- ABN:154
→ 合計1,156枚
→ ここが 下値の最重要サポート。
現在値56,800から見て、
56,000は“絶対に割らせたくない”ライン。
●5万7000P(ABN286+大和100+バークレイズ300)
- ABN:286
- 大和:100
- Barclays:300
→ ここが“上側のプット壁”
→ つまり 56,700〜57,000の下抜けを防ぐガンマ供給。
●5万6500P(ABN27+外資多数)
- ABN:27
- BNP:8
- SG:7
- SMBC日興:10
→ 中間層の支え。
→ 56,500割れは“まだ許容されていない”。
◆3. ABNの役割(今回も“レンジメーカー”)
ABNは以下のストライクで大量に建てている:
- コール:57,750 / 57,625 / 57,500 / 57,250 / 57,125 / 57,000
- プット:56,000 / 56,250 / 56,375 / 56,500 / 56,675 / 56,700
→ 完全に “56,700〜57,500のレンジを作る” 形。
ABNは典型的に
- ガンマショート → デルタヘッジで相場を吸収
- レンジを固定してプレミアムを抜く
という動きをする。
今回もその構造が明確。
◆4. 外資(GS・BofA・Citi・JPM)の意図
●上方向(コール)
- GS:57,750C 700枚
- BofA:57,750C 700枚
- Citi:57,500C 300枚
- 大和:57,500C 300枚
→ 上方向のテールを買いに来ている
→ これは「上抜けの可能性を見ている」動き。
●下方向(プット)
- JPモルガン:56,000P 600枚
- 野村:56,000P 200枚
- BOA:56,000P 202枚
→ 下方向のテールも買われている
→ 「上下どちらかに大きく動く可能性」を外資は見ている。
◆5. 全体構造まとめ
●ABN
→ レンジ固定(56,700〜57,500)
→ ガンマ供給で市場を安定化
●外資(GS・BofA・Citi・JPM)
→ 外側のテールを買いに来ている
→ 「どちらかに大きく動く」可能性を見ている
●最大の壁
- 上:57,500C
- 下:56,000P
●現在値(56,800)は“レンジのど真ん中”
→ ここからは どちらにも動ける位置
→ ただし ABNがガンマで抑えているため、急騰・急落は一度吸収されやすい。
◆6. 戦略的示唆
●1. 上方向の急騰は「57,500で一度止まる」
→ ここは板厚が強すぎる
→ 抜けるなら 外資の57,750Cが火を吹く時
●2. 下方向は「56,000が最強サポート」
→ ここを割ると JPM・野村・BOAのプットが一気に利が乗る
→ ボラ急騰の可能性
●3. レンジは「56,700〜57,500」
→ ABNが作った“人工レンジ”
●4. ボラは「外側で買われている」
→ これは SQに向けての“仕掛け”の前兆
→ 2月末〜3月頭に大きな動きが出る可能性が高い
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